2021年04月20日 17:35

2018年より委託醸造による自社ワインの小売販売をしてきた瀬戸内醸造所は、ワイナリー併設レストラン「瀬戸内醸造所レストラン mio(広島県三原市)」を、4月26日にオープンする。これに伴い4月19日より、予約の受付を開始した。
「mio」とは「澪」を意味する。船が通った航跡という意味があり、眼前を行き交う船を眺めながら食事を楽しめるロケーション、それを表現する店舗名を付けた。瀬戸内海の海の幸を始め地元の旬の食材を使い、素材の味を最大限に楽しむことができる瀬戸内料理。その瀬戸内料理の特徴を、ワインと一緒に楽しめる「ワインに合うSETOUCHI料理」というコンセプトに昇華させ、食事を提供する。
「瀬戸内醸造所レストランmio」は、瀬戸内海屈指の多島美といわれる三原瀬戸を目の前に望む、広島県三原市須波西の造船所跡地に開業する。設計は「物語る風景」をコンセプトに掲げる、SUGAWARADAISUKE建築事務所の菅原大輔さんによるもの。外壁は瀬戸内の島嶼部などで使われる焼杉を使い、棟内は「海と山をつなぐワイナリー」として、水面のきらめきの反射と、山の光をふんだんに取り入れた。
菅原さんの設計の特徴でもある、垂木が連続して渡される特徴的な屋根により構成され、建物が存在することにより風景を切り取り、その美しさが際立つ瀬戸内海を楽しめる。予約はこちら。