2021年04月20日 07:37

光文社は、長野県松本市の魅力が満載のご当地小説「ただいまつもとの事件簿」(新津きよみ著)を、4 月13 日に発売した。

本書は、2019 年11 月に実施した、新たな長野県ご当地小説の舞台を公募で決定する企画「みんなでつくる! NAGANOVEL(ナガノベル)」で投票の結果1 位となった「松本城」のある松本市を主な舞台にして、新たに書下ろされたもの。また、地元・松本深志高校卒のミステリー作家、新津きよみさんによる執筆が実現することで、当地をよく知るゆかりの作家ならではの、地元愛と魅力が溢れる作品となった。松本を中心とした地元書店からの期待も高く、多くの初回配本希望をもらい、発売当初からの大展開も決定した。

「NAGANOVEL」とは、長野県内約90 書店が参加し、2019 年11 月に実施した「読もう!行こう!長野× 光文社 本屋さんへ行こう」キャンペーンにおいて実施した企画。ナガノベル=長野+小説(novel)ということで、小説にしてほしい長野県の名所・旧跡などを読者から募集し、1 位には松本城が選出された。(2 位上高地、3 位善光寺)

夫の転勤のため長野県松本市に転居した清水真紀は、仕事も決まらず友達もできず、宙ぶらりんな日々を過ごしていた。より松本を知るために参加した「移住希望者のための説明会」がきっかけで友人ができ、東京で行方不明になった飼い猫が松本で発見された「茶トラ失踪事件」など、いくつかの「日常の謎」に挑むことに。松本の魅力たっぷりのミステリーとなる。

「ただいまつもとの事件簿」は4月13日発売。定価704円(税込み)。