2021年04月16日 12:36

パステルコミュニケーションは、熊本地震から5年、東日本大震災から10年の今年、改めて発達障害グレーゾーンの子のための災害への備えについて、考えて欲しいという思いから、「パステルキッズへ安心を届ける防災BOOK」を作成した。

同社が運営する「パステル総研」は、子どもの発達に関するグレーゾーンの悩みごとを、大人に持ち越さないことを目指すリサーチ機関。発達障害やグレーゾーンの正しい理解と対応を伝える事で、子どもたちが生きやすい時代を作るきっかけづくりをしている。

先日、パステル総研では、東日本大震災を経験した先生、保護者の協力により、東日本大震災から10年の特集を組んだ。今回、定期的に読み返し、災害に備えて欲しいため、「東日本大震災から10年、経験者から学ぶ、発達障害グレーゾーンの子のための防災特集」を基に防災BOOKを作成した。

3.11を経験した人のアンケートからは、発達グレーゾーンの子どもの保護者は、子どもの特性に合わせた、モノ・心構え・子どもへの説明といった備えをすること大事であるということが分かった。時間が経って忘れてしまっていた備えや、子どもの成長に伴う備えができていないことに気が付くことがあるかもしれない。熊本から5年、東日本大震災から10年の節目の年、家族で改めて我が子にあった防災対策を考えるきっかけとして、防災BOOKを手元に保存し、定期的に防災を見直すきっかけとしてもらう。また、周囲の人々に読んでもらうことで、少しでも発達障害グレーゾーンの子の困りごとを知り、対応を知ってもらえる機会になればと思っている。

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