2021年04月13日 11:03

PECOFREEは、学校で食べる弁当をスマートフォンで予約注文できるサービス「PECOFREE(ペコフリー)」を4月12日から福岡雙葉中学・高等学校にてサービスを開始する。

日本の高校は義務教育ではないため、学校に給食の制度がなく、生徒は弁当を持参、または食堂や購買部で昼食を購入している。日本の高校生人口は約300万人という中で、食堂や購買部の利用者は1割程度と言われており、残りの9割(=約270万人)は家庭弁当の持参や市販食品の購入をしているが、栄養バランスの偏りや、おにぎりやパン1つで済ませてしまうなど、高校生の昼食難民問題がある。そして、日本の高校は約4800校あり、生徒1人あたり年間約8万円を昼食代に使っているとすると、2400億円の未開拓市場があるのが現状だ。

「PECOFREE」は、生徒が食べたいランチ(栄養士監修の献立を毎日3~4種類の弁当から選択可能)を前日までにLINE上のLINEミニアプリで予約注文すると、当日、学校に設置された受取り・返却BOXに弁当が配送される。1食(弁当)あたり450円(税込)で、保護者がチャージしたポイントから支払われる。福岡の主要エリアにおいては、主に産業給食弁当製造・販売事業を展開するはたなかとの業務提携により、PECOFREEはスマートフォンでの予約注文を担い、はたなかは弁当の調理と学校への配送を行う。日本各地の他エリアにおいても、積極的に提携を進める予定だ。

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