2021年03月23日 07:37

ミライ菜園とジャパンベストレスキューシステムとニチリウ永瀬は、野菜の栽培から生ごみの堆肥化・再利用まで、食の循環を丸ごとサポートする新サービス「MEGLAS -めぐらす-」の実証試験を開始する。ミライ菜園の栽培支援アプリSCIBAI、JBRのサービス訴求ネットワーク及び運用管理体制、ニチリウ永瀬の資材供給を組み合わせ、ベランダでの野菜栽培を起点として食の循環を感じてもらう新たな体験を提供する。

家庭から出る生ごみは、国内で排出される生ごみの約6割を占め、かつその再利用率は1%程度に留まっている。段ボールコンポストをはじめとして各家庭で生ごみを堆肥化する手段はあるが、やり方がわからない、堆肥を作っても使うところがない、など課題があった。一方で、家で過ごす時間が増えたことなどから家庭菜園を始める人が増え、同時にSDGs貢献の観点から生ごみの有効利用に対する関心も高まっている。

「MEGLAS」は、野菜を育て、料理を作り、生ごみを堆肥化し、また野菜作りに生かすという食の循環をベランダで完結することで、趣味としての野菜栽培を楽しみながら生ごみを減らせる。さらに家庭菜園で作った野菜はフードマイレージゼロ。仕組み全体で持続可能性に貢献する。

MEGLASの実証試験は募集人数100名(地域は関東地方および東海地方から南が対象)。募集時期は3月23日~4月8日(応募多数の場合は抽選)。

申込みはこちら