2021年03月16日 18:45

酒ぬのや本金酒造は、諏訪産の酒米「美山錦」を使用した「純米吟醸無濾過生原酒『美青。透~スキトオル~』」を、3月16日より発売する。

「美青・透~スキトオル~」は、諏訪産の酒米「美山錦」と、長野県産のさわやかなリンゴの様な香りを出す酵母で醸した2月発売の「うすにごり美青みお」を、しぼりたてのまま1か月氷温熟成したお酒。濁りがなく、火入れ・濾過・加水を行わない無濾過生原酒に仕上げ、蔵で少し寝かせて作られているため、新酒らしい柑橘系の酸味と軽い飲み口はそのままに口当たりの柔らかさが増して、ライト&ソフトに仕上げられている。花見ができるこの時期に、軽くてやわらかい味のお酒を楽しんで欲しいと開発された。

このお酒の特徴である酸味と華やかな香りは、イチゴやパイナップル、お寿司などの酸味のある食べ物と相性が良く、お互いの味わいを引き立たせる。うすにごり『美青みお』に比べてにごりが無い分、舌さわりもクリアになり、甘さも感じにくいので、味わいが軽くなる。価格は1800lm・3190円、720ml・1650円(税込)。

春の時期に出すという事で、本来ならば(コロナの前ならば)歓送迎会など沢山の門出や楽しいシーンに飲んでもらえるようにと考えられていた。帰省も諏訪に訪れることもしにくい時期に、諏訪の風が少しでも飲む人の近くで吹き、長野の風土を感じてもらえればとしている。