2021年03月11日 16:18

パステルコミュニケーションは、「3.11から10年、経験者から学ぶ、発達障害グレーゾーンの子のための防災特集」をパステル総研Webサイトにて公開した。

パステル総研は、子どもの発達に関するグレーゾーンの悩みごとを、大人に持ち越さないことを目指すリサーチ機関。発達障害は目に見えない障害とも言われる。一見障害を抱えているようには見えないことから、周囲から理解を得られなかったり、わがままや親のしつけが悪いと言われてしまうケースが多々ある。さらに災害時には誰もが辛い状況で普通の精神状態ではいられないこともある。編集部でもそれぞれの震災体験を振り返るとともに、何かできることはないかと考えた。そして、改めて発達障害・発達障害グレーゾーンの子のための防災対策を伝えることで、保護者の人々はもちろん、周囲の人々に理解と備えについて考えるきっかけにしてもらえるのでは、と思い体験談を基にした防災特集を組むことにした。

パステル総研では、大災害が起きた時、少しでも安心して行動できるように、見通しを立て、今から備えられることの参考にするために、3.11を経験した、保護者、先生にアンケートを実施。アンケートからは、発達グレーゾーンの子どもの保護者は、子どもの特性に合わせた、モノ・心構え・子どもへの説明といった備えをすること大事であるということが分かった。そして、発達科学コミュニケーショントレーナー・リサーチャーにも、3.11を経験したママがいる。今回の特集では、体験者ならではの視点、発達障害グレーゾーンの子ならではの防災への備えについてまとめた。

詳しくはこちら