
マイボイスコムは、2回目となる「定額制サービス(サブスクリプション)」に関するインターネット調査を2月1日~5日に実施し、1万46件の回答を集めた。
同社は、インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社。今回の調査結果によると、直近1年間に定額制サービスを利用した人は26.0%、2019年調査より増加している。若年層で高く、男性10・20代では約56%、女性10・20代では約46%。利用したサービスは(複数回答)、「定額料金で、条件内でサービスを使い放題」が23.1%となっている。
直近1年間の定額制サービス利用者が利用した「使い放題」サービスは(複数回答)、「定額制映像配信サービス」が67.4%、「定額制音楽配信サービス」が20.2%、「定額制使い放題:電子書籍・雑誌、電子コミック」が15.5%。「定額制映像配信サービス」「定額制音楽配信サービス」は若年層で高く、年代差が大きい。男性10・20代では、「定額制使い放題:ゲーム」の比率も高くなっている。
直近1年間の定額制サービス利用者が利用した「レンタル・試し放題」サービスは(複数回答)、「定額制レンタル:自動車」「定額制レンタル:家電」が各0.7%。直近1年間の定額制サービス利用者が利用した「定期便」サービスは(複数回答)、「定期便:サプリメント、薬」が6.1%、「定期便:化粧品、コスメなど」が5.5%だった。
定額制サービスの利用意向は2割強、2019年調査と比べて増加。若年層で比率が高く、10・20代では5割強、30代では約36%、40代では3割弱、50~70代では2割前後となっている。