2021年02月26日 16:39

ふるさとシェアリングは、会員制の都市と地方とのマッチングサービス「ふるシェア」を3月6日にサービス開始する。

「ふるシェア」は、旅行以上・移住未満で日本中の関係人口をつくる都市と地方をつなぐマッチングサービスとして立ち上げた。代表の小田切さんは18年前から観光集客に関するプランニングやコンサルティングを行ってきた。これからは持続可能な観光まちづくりでないと地方が疲弊すると痛感し、インスタ映えやご当地グルメなどの従来型の「観光」から、人に会いに行く「関係」に特化したまちづくりの必要性を感じて考案したプロジェクトだ。サービス開始に先駆けて10月28日~12月6日までクラウドファンディングを実施したところ、総勢500名以上のサービス利用エントリーがあり、250万円以上の支援を受けた。

「ふるシェア」のサービスは、オンラインコミュニティ「ふるシェアONLINE」、ふるさとからのお取り寄せ「ふるシェア便」、空き家をリノベーションした宿「ふるシェアの家」、ふるさとの営みを共有しあう「ふるシェアタイム」の4つ。サービス開始第1弾として、和歌山県すさみ町、京都府京丹後市の2カ所をふるさと候補地として、京阪神の都市部との関係人口作りに取り組む。コロナ禍における地方への関心の高さや、関係人口に対する大きな期待を寄せられており、和歌山県すさみ町長からも関係人口を増やす取り組みとして応援を受けている。サービス開始前日となる3月5日には、すさみ町の食材を取り寄せて生産者の人とオンラインで交流するイベントも実施する予定だ。

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