Relightは、身分証や緊急連絡先がない等の理由により自分で家を借りられない人向けの賃貸サービス「コシツ」を3月1日より開始する。

同社は「誰も孤立せず、何度でもやり直せる社会をつくる」をビジョンに掲げ、ホームレス問題を解決することを目的とした事業を運営している。昨今の新型コロナウイルスの影響を受けて、相談に訪れる人の人数はコロナ前より増加。その中には、仕事はできているが身分証がなく自分で家を借りられない人や、保証人や緊急連絡先がなく物件を借りられない人、寮付きの仕事に就職後も金銭管理が難しく自分だけでは生活を立て直せない人もいる。仕事の紹介だけではなく物件を通じての生活のサポートの必要性を感じ、今回の事業に踏み出した。

「コシツ」は身分証・保証人・緊急連絡先、携帯のない人向け、生活を立て直すことを目的とした「個室」の賃貸サービス。通常の賃貸物件同様、初期費用と毎月の家賃はかかるが、入居審査時に書類等が揃っていない状態でも入居することができる。生活を立て直したいが自力では難しい人に対して、物件の提供と併せて入居後の身分証や携帯電話の取得をサポートし、早期に生活困窮状態から抜け出すサービスを提供する。

対象エリアは1都3県（東京・埼玉・千葉・神奈川）、今後エリアは拡大する予定。開始日は3月1日。

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