2021年02月15日 16:04

ヤマップは、「YAMAP STORE」の新たなプロジェクト・サービスブランドとして「YAMAP循環デザイン」を開始する。

登山・アウトドアを楽しむ上でで欠かせない道具。モノによっては高価で捨てにくかったり、購入したものの実際に使うのは1年間で数回だったりといった悩みが、ユーザーにはある。また、大量生産・大量消費による環境課題や、売れ行きが読めず過剰に生産せざるを得ない作り手側の課題もある。これらの課題を解決すべく、YAMAPは道具の「循環デザイン」を開始。購入や所有に縛られない新たなモデルで、ユーザーにも環境にも作り手にもやさしい世界を目指していく。

世界のファッション産業に限ってみても、その年間廃棄量は9200万トンに及ぶ。服は、登山・アウトドアユーザーにとっても、身近で使用回数の多いアイテムだ。今回、日本環境設計が手掛ける「BRING(ブリング)」と協働し「服の循環デザイン」を開始する。第1弾「服の循環デザイン」は、「利用申込」をして一定期間着用後に「返却」する仕組み。継続して着用したい場合には、買取することも可能だ。返却時には、対象商品以外の返却も受け付け、買取をした後の返却についても同サービスが続く限り、無期限で返却が可能。「利用後に返却する」ことで、廃棄物の減少に加え、製造に必要となる資源の削減にも繋がる。

YAMAP循環デザイン