2021年02月10日 17:30

じょさんしONLINEは、妊娠期から産後までの継続支援を行う「オンラインMy助産師」を展開するためのクラウドファンディングを、昨年11月より実施した。総勢186名/団体から192万6000円もの支援が寄せられ、計130組に支援を提供するべく、まず第1期30名の募集を行う。

「オンラインMy助産師」の パッケージには、個人相談(30分)が3回分、オンライン講座(90分)が2回分(5つのラインナップから選択可能)、最終利用日から2か月以内に実施するフォローアップ面談(30分)で構成されている。募集期間は2021年2月7日(日)から2021年2月20日(土)。応募はこちら

同団体による「オンラインMy助産師」プロジェクトでは、専属助産師が1人の妊産婦とその家族に対して妊娠期から産後までを伴走し、途切れることのない支援を行う。妊娠期が理想的ではあるが、出産した病院で行う健診後から自治体が行う4か月健診までの間の支援が途切れがちであることや、産後うつの発症率は産後2~3か月後が最も高いことも考慮し、産後3か月以内からの支援も実施する。

本プロジェクトの特徴は、妊産婦本人はもちろん、子育てを共にするパートナーや家族と一緒にオンライン講座や個人相談を受けること。個人相談に関しては、パートナーもしくは家族だけで利用することも可能。妊娠期から信頼関係を築いた専属助産師が産後も支援を行うことで、子育て世帯を孤立させず、また孤立が引き金となりやすい産後うつや乳児虐待を防止することを目指す。