2021年01月29日 16:01

ミサワホームと国立極地研究所は、1月29日、南極をより身近に感じ、楽しみながら学べるiPad専用アプリ「南極eスクール」の配信を開始した。
「南極の大自然を、病院や院内学級で過ごす子どもたちや、教育的支援の必要な特別支援学級などの子どもたちにも楽しく学んでほしい」。そんな思いを込めて、2014年にミサワホームが制作し、限定公開となっていた「南極ウォークビュー」。このたび、より多くの人に南極の魅力を届けるために、ミサワホームと極地研の産学協同プロジェクトとして、科学的知見を追加してリニューアルし、一般公開を開始した。
配信を開始した「南極eスクール」は、iPadの大画面や機能を活用し、南極に関する話題を、地理・歴史・生活・生物・地学・宇宙の6分野に分けて紹介している。それぞれの分野では、360度パノラマ画像とiPadに内蔵されるモーションセンサーが連動し、手にしたiPadの動きに合わせて画像が動き、まるでその場に居るような感覚で南極の景色を楽しむことができる。
また、360度パノラマ画像に配置されたポイントをタップすることで、南極に生息する動物たち、太陽が沈まない白夜、隊員が生活する昭和基地内部の様子などに関するパネルがポップアップ。極地研の研究者が監修した解説とともに、それぞれの分野に関する貴重な映像、動画を見ることができる。