2021年01月29日 12:56

自律制御システム研究所(ACSL)とブルーイノベーションは、ACSLの国産産業用ドローン「Mini」と、ブルーイノベーションのソフトウェアプラットフォーム「Blue Earth Platform(BEP)」を連携させた屋内作業のDXソリューションを共同開発した。

ACSLは、独自開発した自律制御技術と非GPS環境下での自己位置推定技術「ビジュアルスラム」を有しており、それらを搭載した高性能な国産ドローンの販売実績が豊富。一方、ブルーイノベーションは、複数の自律移動ロボットを協調・連携させて複雑な業務を遂行させるソフトウェアプラットフォーム「BEP」と非GPS環境下での自己位置推定技術「マルチセンサポジショニング」を有しており、導入実績を積み上げている。今回の協業により、両社の強みである非GPS環境下で飛行するドローンを活用した屋内作業のDXソリューションの開発を進め、社会実装を加速していく。

共同展開ソリューションは、5G通信、エッジAIを融合させた「プラント自動点検」、RFIDリーダーを搭載した「倉庫内自動在庫管理」の2種類で、1月からリリースする。「プラント自動点検ソリューション」は、5G通信を活用し、大量の画像データを高速かつリアルタイムに解析。点検の効率化・低コスト化を実現する。「倉庫内在庫管理ソリューション」は、RFIDリーダー搭載ドローンでデータを取得し、倉庫内棚卸作業のデジタル化・効率化を実現する。

プラント自動点検ソリューション / 倉庫内在庫管理ソリューション