2021年01月27日 18:23

「にしたんクリニック」は、医療の最前線で戦う500名の看護師を対象に、総額1億円のサポート費用(一人あたり20万円)を給付する支援プロジェクトを実施した。その中で、看護師から「医療現場の看護師の現状」について、予想以上に多くの声が寄せられたため、1人でも多くの人にその声を届けたいと、2021年1月27日(水)より全ての「本当の声」を特設サイトにて紹介している。
コロナ禍の中、医療の最前線で戦う看護師は、厳しい環境におかれている。特に問題となっているのが、精神的な負担に加え、業務量が増加しているにも関わらず、給料が減り、さらにボーナスが大幅にカットされている病院が一部であるということ。
看護学生&若手看護師向けメディアが実施した看護師を対象に行ったアンケートによると、今冬のボーナスが「全面カットになった」との回答は2.7%、「前年冬より減った」とする回答は22.3%となりました。看護師の4人に1人はボーナスが減額となっている。
「国のためにコロナ病棟勤務を受け入れたが、自身も感染して後遺症に悩まされ、療養中は無給に」「心身ともに限界な上に、収入は減少し、同じ病棟内でも心を病み休職しているスタッフが何人もいる」「受験を控えている子供がおり、感染のリスクを減らすために自費で(ホテルに)宿泊をしている」など、応募した全国の看護師からは、世の中にしっかりと伝わっていない医療崩壊の現場や、最前線で戦う看護師が置かれている環境などについて、多くの声が寄せられた。寄せられた「本当の声」はこちら。