2021年01月26日 15:48

アララは、職場コミュニケーションの促進を目的に「ありがとう」の気持ちをインセンティブ・ポイントで送りあえる個人間コイン流通サービスの試験運用をパソナテックとともに実施する。
新型コロナウイルス感染症の影響で、テレワークを導入する企業が増えている。テレワークは、個々のパフォーマンスにおいては集中力が上がり効率が上がったなどのメリットがある一方、コミュニケーションにおいては、職場という同じ空間にいないために気軽に声をかけられなくなった、かけてもらえなくなったなど、交流の希薄化や社員エンゲージメントに懸念を感じる声もあがっている。
今回のパソナテックにおける試験運用では、社員が通常の業務に加え、業務範疇以外の他部門や組織全体に利益をもたらすような「よい行動」を認めあい、可視化するサービスである「arara coin(仮称)」をパソナテック向けに「Have A Nice Day!! ~HAND~(ハンド)」としてカスタマイズし運用をおこなう。同サービスは、ブロックチェーン技術を活用しており、個々のやり取りをセキュアに記録できるのが特徴。また、集計しやすいかたちでのデータ格納が可能であり、開発コストの低減、システム費用の削減も期待できる。「ありがとう」という感謝の気持ちをインセンティブ・ポイントで送り合う仕組みを作ることで、「社員エンゲージメントの向上」、「賞賛文化の醸成」、「行動規範の浸透」、「良い行動の強化」などの効果を見込んでいる。
期間は2020年12月7日~2021年5月31日まで。場所はパソナテック。