2021年01月21日 12:41

Entech(エンテック)は、2月1日、ハンコ型モバイルプリンター「PrintPods(プリントポッズ)」の一般販売を開始する。

「PrintPods」は、最新技術を駆使して開発された滑車センサーが如何なる表面も判断し、適格に正確にインクを転写する。専用アプリを経由して写真や文字・マークを簡単に印刷できる。クリエイターやファミリー層に受け、2020年10月~12月にかけて募集したクラウドファンディング(GREENFUNDING)で838万6114円を集めた。インクは独自に開発されたもので、アメリカやヨーロッパのFDA(食品医薬品安全庁)に承認された食用インクをはじめ、水・洗濯にも強い耐久性インク、肌に直接印刷できるインク、そしてUVライトに反応する透明インクなどバラエティー豊富で、2021年春までにはフルカラーにも対応予定となっている。

また、同社は良きハンコ文化を残すために、ハンコデザイナーや職人が作った印鑑デザインのデータをダウンロードできるプラットフォームを用意し、いつでもどこでも「PrintPods」を通じて印刷できる環境を構築する計画だ(2021年夏までに準備予定)。

価格は2万2000円、インクカートリッジ価格(別売り)「耐久性インク、食用インク」1万5000円、「その他」1万3000円(すべて税込)。インターネットにて先行販売、随時全国の家電量販店などに展開予定。

「PrintPods」公式サイト