2021年01月21日 12:40

ミツフジは、猛暑対策に特化したリストバンド型ウェアラブルデバイス「hamon band(ハモンバンド)」を4月下旬に販売を開始する。

同社は、これまで着衣型ウェアラブルデバイスから取得した、連続した正確な心拍情報から独自のアルゴリズムで解析したデータを組み合わせ、ストレス、眠気、暑熱リスクなどの体の状態を可視化するソリューション「hamon」を提供してきた。今まで培ってきた着衣型のデバイスから正確な生体データをセンシングしてデータを解析する技術を駆使し、今回、手首につけるだけで4色のLEDと振動によるアラートで暑熱リスクが事前に分かる、リストバンド型ウェアラブルデバイス「hamon band」を開発した。産業医科大学と前田建設工業の共同研究により開発した、心拍情報から深部体温上昇変化の推定ができるアルゴリズムを応用している。

暑熱リスクの予防と対策へのニーズが高まる近年では、高温多湿の過酷な環境下で働く作業員の見守りやスポーツ中の暑熱対策だけでなく、家の中でのリスクも問題視されている。すでに様々な対策が実施されているが、暑熱リスクは初期段階では目に見えにくく、自覚症状が出た時点ではすでに重症化するケースが後を絶たない。この課題に向き合うべく、着衣型ウェアラブルデバイスの改良を続けた結果、もっと気軽に、簡単に、誰でも、どこでもリスクが事前に分かるバンド型デバイスの需要が高く、手首につけるだけで暑熱リスクを可視化できる「hamon band」の開発に至った。

発売日は4月下旬。

ミツフジ