2021年01月21日 12:39

プラゴは、設置環境の視覚ノイズを極限まで減らした車止め型充電スタンド「PLUGO BLOCK(プラゴブロック)」を発表した。
EVユーザー向けおもてなしサービスを行う同社は、環境における視覚ノイズをできるだけ排除するため、駐車場におけるスケールも物性も、できるだけ変化させることなく機能を付与したいと考えた。車止めの小さな筐体の中に充電スタンドに必要な機能を全て格納した製品が「PLUGO BLOCK」だ。クリエイティブディレクターの山崎晴太郎さんがデザインを手掛けたコンセプトモデルとなっている。
「PLUGO BLOCK」は、既存のPLUGO製品同様、充電スタンド本体と予約WEBアプリケーションで構成されている。事前予約によるチェックインーアウト、電気充電料金の決済、充電中の残充電時間、サービス提供者側からのメッセージといった様々な機能的UIをWEBアプリケーション側に実装。筐体自体の情報量を極限まで減らし、設置する景観に最大限配慮した視覚ノイズの少ないデザインを実現する。また、合わせて「グリーンエネルギー証明」の実装も想定。環境意識の高まりに伴い、新しい価値観に寄り添う新たな充電スタンドの形を描いていく。「PLUGO BLOCK」は、2022年中の発売開始予定。
今後、EVの普及が世界的に加速していく中で、既存駐車場の全車室に新たに充電スタンドが付与される可能性がある。同社は、環境に新たな視覚的ノイズを増やすことなくEVの普及を促進できるよう、プロダクトとテクノロジーの双方からアプローチし、未来の当たり前となる製品を発表していく。