2021年01月19日 18:27

2020年12月1日、ヒトと犬が毎日いっしょに食べられる、無添加おやつとごはんのお店・株式会社ワンズデイリーが設立された。
現在の日本の法律では、ペットフードやペットのおやつは「食品」ではなく「雑貨」という位置づけで食品衛生の資格などがなくても販売することができる。製造場所についての基準もなく、原材料や添加物の基準も人間のような厳しいルールが存在しない。ワンズデイリーは、保健所の審査を受けヒト用の菓子を製造するための「菓子製造業」の許可を取得した厨房で、ひとつひとつ手作業で「食品」として製造しており、「ヒトもワンコも毎日シェアしながらいっしょに食べられる」。
調理師、製菓衛生師、ペット食育士の資格を持つお菓子料理研究家がレシピを考案。食材は、バナナをのぞき、すべて国産の食材を使用。添加物は一切使用せず、完全無添加で製造している。食材は季節に合わせて最適なものをつかっており、たとえば、りんごは「青森県産のふじ」や「山形県産のサンふじ」など、さつまいもは「徳島県産の鳴門金時」や「千葉県産の紅あずま」など、旬のおいしさを味わえるよう都度選定している。
粉類や豆乳、調味料もすべてその原材料にこだわって採用した。米粉は「新潟県産のうるち米」で作られたもの、てんさい糖は「北海道産のてんさい」で作られたものなど、素材そのものの風味をダイレクトに感じられるように工夫している。