2021年01月15日 16:51

Next Innovationは、特定技能業務クラウドサービス「とくマネ(特定技能マネージャー)」を4月1日より提供開始する。
外国からの労働者受入による労働力確保のために、2019年4月より施行された新たな在留資格制度が特定技能だ。特定技能による外国人受入人数は政府指針である34万5000人(2024年度まで)に対し、現在8769人(2020年9月末時点)と、コロナ禍による入国制限の影響を鑑みてもその進捗率は僅か2.5%となっている。
特定技能外国人の受入人数が伸び悩んでいる要因のひとつとして、特定技能受入申請における申請書作成業務の煩雑さが挙げられる。また、登録支援機関によってその支援実施義務項目の実施度や精度が異なる。そこで、これらの課題を解決するために、同社は特定技能の申請書作成業務と支援実施業務に特化したクラウド型業務システム「とくマネ」を提供する。
「とくマネ」は、申請書作成業務と支援実施業務、人材・企業管理業務の3つの機能を兼ね備えた業界初の特定技能業務クラウドサービス。登録支援機関や受入機関の業務負担を削減できるだけでなく、企業管理や人材管理ツールとしても活用でき、さらに外国人にとっても使いやすい支援享受を可能にする。また、申請書作成機能と支援実施業務機能は10カ国語の多言語対応(英語・中国語・韓国語・ベトナム語・ネパール語・モンゴル語・ミャンマー語・タガログ語・インドネシア語・タイ語)。今後も順次、対応言語を追加予定のため、便利かつ、安心して使用することができる。