2021年01月15日 14:34

抽出舎は、日本茶専門ウェブメディア「Re:leaf Record(レリーフレコード)」をローンチした。
同社は、2018年4月、西荻窪に日本茶スタンド「Satén japanese tea」をオープンし、日本各地の茶園から確かな目利きで仕入れた茶葉を使用して「嗜好品としての日本茶」を提供。日本茶をより多くの人に楽しんでもらうための取り組みや提案を行なっている。
現代の暮らしにあった淹れ方や楽しみ方のバリエーションが増えつつある日本茶は、この数年、若い人をふくめ改めて注目されている。また、カフェ業界において、サードウェーブコーヒーやスペシャルティコーヒーの認知が拡大したことで、同じ嗜好品飲料である日本茶をメニューに取り入れる店舗が増加。再現性のあるレシピや抽出器具、これまで言語化されにくかった風味表現が話題になるなど、日本茶業界は変革とアップデートの時を迎えている。
「Re:leaf Record」は、日本茶の生産・加工・販売・消費と、そこに関わる人々やカルチャーにフォーカス。日本茶に関心を持つ人々の好奇心を高め、学びや気づきの場となることを目指し、日本茶に関わる知・心・技と革新を発信していく。ローンチ時に公開となる記事は、恵比寿「TEA BUCKS」の大場正樹さん、フランス人初の日本茶インストラクターを取得した「青鶴茶舗」のフローラン・ヴェーグさんのインタビューや、美味しい煎茶の淹れ方、日本茶のなかで最大シェアを占める品種「やぶきた」の特性、お茶づくりを支える「農研機構 茶業研究領域」についてなど、多岐にわたっている。