2020年12月22日 18:08

2012年10月からOBCラジオ大阪をキーステーションに、TBSラジオとの同時放送でスタートした、川口技研 Presents 司馬遼太郎短篇傑作選。本年10月から第9期(SEASON9)に入り、今期も初参戦を含む豪華声優陣の出演が決定している。

総勢8名の役者がひとり一作品ずつ、計8タイトルの朗読に挑戦するが、今期三作品目は番組史上初参戦となる浪川大輔さんが登場することが明らかになった。朗読作品は「泥棒名人」。12月26日(土)から1月23日(土)まで全5回にわたり放送する。

浪川大輔さんは、東京都出身の声優。「機動戦士ガンダム0080」アルフレット・イズルハ役や、「ヘタリア」シリーズのイタリア役など人気アニメ出演作多数。洋画吹替ではレオナルド・ディカプリオ、イライジャ・ウッドなどの声を担当。また、ナレーションや俳優としても様々な番組に出演するほか、アーティストとしても精力的に活動している。

「泥棒名人」の舞台は、江戸時代の大坂。ふたりの泥棒名人、江戸屋音次郎と行者玄達の物語。元は江戸でならした名泥棒の音次郎は、ある日の盗みで大坂の名泥棒の玄達と出会う。聞けば、音次郎が妻と暮らす居の隣に易者として引っ越してきたという。泥棒名人の面目にかけて大坂城の名刀を盗み出す泥棒勝負を持ち掛けた音次郎だが玄達は一筋縄ではいかない相手だった…。声優浪川大輔 VS 文豪司馬遼太郎。声と筆との真剣勝負に期待が集まる。