2020年12月02日 05:10

新型コロナウィルス感染拡大に伴いテレワークが増加している中、福島キヤノンの主力製品「インクカートリッジ」や「プリンター」が、福島市ふるさと返礼品としてラインナップされた。

社員1800人を抱える福島キヤノン株式会社は、1969年の設立から半世紀にわたり、雇用や産業需要の創出、税収面でも福島市を支えてきた。現在はインクカートリッジの生産を主とするキヤノングループの主力工場となっている。コロナ禍によってテレワークやオンライン学習が増加・常態化する中、家庭用プリンター関連製品の需要は世界的に大きく伸びており、同社では現在フル稼働体制で対応している。これから年末年始にかけては各家庭での年賀状印刷が加わるため、更に需要が大きくなるものと予想されている。

そこで福島市では、福島キヤノンの協力を得ながら、同社の主力製品「インクカートリッジ」8製品及び「インクジェットプリンタ」1製品について、福島市ふるさと納税返礼品として取扱いを開始した。

福島キヤノンの担当者は「自分たちが作っている製品がふるさと納税の返礼品という形でお役に立てることができてうれしい。またこのように地元の返礼品として取り上げていただけることは、物作りをする自分たちにとって大変喜ばしいことです」と語った。本製品は、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」の福島市専用ページで、11月25日から取り扱っている。詳しくはこちら