2020年11月04日 12:11

ジェクスは、育児ブランド「チュチュ」より、災害備蓄用に開発した「紙パック用乳首(消毒済)」を12月1日より自治体向けに販売する。

「チュチュ」のコンセプトは、育児を通してみんなが幸せになること。これまでの育児が「ママと赤ちゃん」という、2人だけの関係を主に描いていたのに対して、「家族みんなで育児」というこれからのスタイルを大事にしている。

日本では地震や台風、豪雨などの自然災害が多く発生しており、避難所への避難も珍しくなくなってきた。2019年11月に発売した「紙パック用乳首」は、母乳、哺乳びん以外の方法ですぐに飲料が飲ませることができたが、使用前の消毒が必要なため、洗浄水の確保や煮沸消毒が難しい環境では使用にハードルがあった。また、「紙パック用乳首」発売以来、消費者や地方自治体からの多数問い合わせにより、避難所など環境が整っていない状況でも、すぐに安心して使用できる製品を開発した。

「紙パック用乳首(消毒済)」は、災害備蓄用のベビー向け紙パック飲料専用乳首。哺乳瓶に飲料を移し替えることなく、紙パックに装着してすぐに飲ませることができる。すでに販売している紙パック用乳首は使用前に家庭での消毒が必要だが、災害備蓄用はすぐに使えるよう、消毒した清潔な状態で梱包・密封をしているため、災害時に消毒環境が用意できない場面でも使用が可能。また、赤ちゃんが吸った分だけ中身が出てくる乳首なので、月齢問わず使用頂ける点も備蓄に適している。

価格は600円(税抜)。

チュチュHP