2020年11月02日 13:44

ジョイセフは、国際ガールズ・デー月間の10月に、SRHR(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ:性と生殖に関する健康と権利)に関する情報発信と機会提供を行う「I LADY.」の一環として、パートナーであるFIATとともにデジタル漫画を制作、公開した。

ジョイセフは、世界でSRHRを推進する、日本生まれの国際協力NGO。「I LADY.」は、ジョイセフがグローバルな視野で特に日本の10~20代を対象にSRHRに関する幅広い情報提供を行い、一人ひとりのアクションのきっかけをつくる活動だ。全国各地でのワークショップやピア・アクティビスト養成研修により、発信者を増やしている。著名人や専門家にアクティビストとして一緒に活動してもらうことで、信用できるプログラムを構築し、活動を普及している。

近年、世界各国で性と生殖に関するさまざまな議論が進み、恋愛やパートナーシップについても多様な価値観が提唱されている。一方で、ジェンダーギャップ指数が121位(2019年)とG7の国で最下位の日本では、いまだに性についての課題と対策が見えづらい傾向にある。今回制作したデジタルマンガは、4人の登場人物の生活を4話で展開され、日本の女性、男性の恋愛観や性・ジェンダーの意識、さらにその男女差、日常生活をリアルに漫画で描写した。この漫画を通して、日本で暮らす10~30代が自分自身を見つめ直し、考え、意識が変わり、自ら行動を起こすきっかけにしてもらう。

「I LADY.」公式サイト