良品計画は、10月28日より、大豆ミートシリーズ4種類を無印良品店舗および無印良品ネットストアで発売する。

世界中の様々な国・地域において「感じ良いくらし」「感じ良い社会」を提案する無印良品は、生活に必要な商品の販売のみならず、社会でいま起きている様々な課題に目を向けている。中でも、世界の急激な人口増による今後の食糧確保と環境問題は、避けては通れない課題と考えている。2050年には世界の人口が100億人に達すると同時に食肉需要は2010年比で1.8倍に上昇すると予測されており、たんぱく質を確保することが重要な課題だ。また、食肉需要増加に対応するために家畜を育てることで、多くの飼料用穀物や水が必要になることに加えて、家畜が排出するCO2量の増加による環境破壊が懸念されている。これらの課題解決策のひとつとして、牛や豚などと比べて生産時に使用する水が少なくてすみ、CO2が発生しにくい大豆を主原料とした「大豆ミート」を提案する。

商品ラインナップには、温めるだけで手軽に食べられ、肉が好きな人にも違和感なく美味しいと思ってもらえる食感に仕上げた「ハンバーグ」と「ミートボール」、水戻し不要で料理にすぐ使えるよう加工した「ひき肉タイプ」と「薄切りタイプ」を用意した。冷蔵タイプや乾燥タイプの大豆ミートが多い中、常温保存可能・水戻し不要な商品を用意することで、手軽に普段の食卓の中に手軽に大豆ミートを取り入れてもらうきっかけになることを目指す。

価格は各290円。

無印良品