2020年10月26日 13:15

日本サッカー協会(JFA)と日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)は、国連グローバル・コンパクトとUN Womenが共同で作成した「女性のエンパワーメント原則(Women’s Empowerment Principles、WEPs)」に署名し参加する。

WEPsは、2010年3月8日に策定された女性の活躍推進に積極的に取り組むための行動原則で、企業が現行の慣習や基準、行動を調査し分析するための実践的な手引きとなる。世界でWEPsに参加している企業・団体は3769で、日本国内では263の企業・団体が参加している(いずれも10月23日現在)。

日本国内の競技団体の参加はJFAとWEリーグが初めてで、JFAとWEリーグは、WEPsに参加することによって女性が力を発揮できる労働環境・社会環境を整備することへの強い意思を示すとともに、サッカー界での女性活躍を推し進めながらスポーツ界をけん引していきたいと考えている。

なお、本分野における事業の第1弾として10月31日に、サッカー界、スポーツ界のリーダーを志す女性を対象とした「JFA女性リーダーシップ・プログラム」を開始。「ジェンダーと自己理解」「マインド改革」「経営リテラシーの獲得」を柱とし、研修や課題、オンライン講座等でプログラムを実施する。

研修期間(集合研修日程)は、「Module1」10月31日・11月1日、「Module2」11月28日・29日、「Module3」2021年1月30日・31日、「Module4」2021年2月20日・21日。場所は高円宮記念JFA夢フィールド。

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