2020年10月19日 14:04

大東コーポレートサービスは、アーネストとダイバビリティ総合研究所と連携し、11月2日より、ITを活用した発達障がい学生の雇用創出に向けた取り組みを開始する。

RPA等の導入により、将来的にはホワイトカラー領域と言われていた多くの基幹業務が人間からロボットに置き換わると言われている。RPA化によってExcelやWordなどの入力作業が自動化され、一般的な事務作業を担ってきた多くの障がい者の仕事が減少することも予想される。

そうしたなか3社が連携し、既存の障がい者雇用枠とされていた事務作業領域において、障がい者に本スクールを通じてRPA自体を操作するエンジニアスキルのみならずWEB・IT関連のスキルを身につけてもらうことで、多くのRPA導入企業で必要とされる即戦力となる人材を育成し、障がい者のキャリア形成をサポートしていく。

3社は11月2日より、大学などの教育機関に通う発達障がい学生のためのエンジニア特化型プログラミングスクールを開講。3社が連携することにより、プログラミングの学習機会を提供するだけでなく、発達障がい学生の就労支援として、企業の実務に直結した課題を学習することができる。また、学習修了後の就労先候補が事前に準備されている。大東コーポレートサービスは、パートナー企業として実践的な課題の提供や、職場体験実習の受け入れを担う。今後、同スクールは同社と同様に課題提供やインターンシップの受け入れが可能なパートナー企業を拡大していく予定だ。

プログラミングスクール料金は無料。応募期間は10月16日~。

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