2020年09月08日 10:10

日本顧問介護士協会は、9月1日より、LINEやオンラインを通じて、一度も会わずに介護のプロへ相談できる業界初のサービス「AWANAIケアマネ」を開始した。
日本顧問介護士協会は4月に設立した一般社団法人。「介護で困る人と困る量を圧倒的に少なくする!」を目標として掲げている。「AWANAIケアマネ」は、介護に関するお困りごとや相談をLINEやオンラインを通じて一度も会わずに介護のプロへ気軽に相談できるサービス。介護のことはなかなか相談しづらい現状がある中、匿名で気軽に相談できる場所となる。
介護の相談に行く行政窓口は平日の昼間しか受け付けていないため、仕事をしながらの相談が難しいことが現状だ。その点、「AWANAIケアマネ」は、平日の仕事終わりや土日にも相談ができるため、働いていても相談しやすいところが特徴(仕事と介護の両立を支援する)。また、希望とする介護施設の紹介や、介護施設に入居したあとの実家(不動産)の売却や処分・転貸、引っ越しや片付け、葬儀のことなど、介護に関連するお困りごとをワンストップで解決することにより、かかる時間や費用、精神的ストレスを減らす。
また、今後は企業向け福利厚生サービスとして、「AWANAIケアマネ」コンテンツを活用する。今後増えていくと考えられる「介護離職」を防ぎ、介護があっても働き続けられることを支援。社員が休憩時間や仕事終わり、休みの日に気軽に介護に関する相談ができることで、大切な人財が、「介護があっても安心して働き続けられる職場環境」を提供していく。