2020年09月07日 15:30

キユーピーは、withコロナにおける新たな食ニーズに対応するため「フレッシュストック」事業を始動し、2024年までに売上高を150億円規模に育成する。
「フレッシュストック」事業は、青果・精肉・鮮魚、惣菜、日配などの低温売場専用商品の製造・販売を担う。共働き世帯の急増、そして新型コロナウイルス感染症の拡大が新たな買い物ニーズを生み出し、店頭で買われる商品に変化が現れた。スーパーでの滞在時間・買い物回数は減少し、コロナ禍では、3食の準備を手作りで行うことの大変さを改めて感じるきっかけとなった。キユーピーがフードサービス(業務用)で長年培ってきた調理現場のニーズやプロの味作りなどの技術を生かして、忙しいユーザーが、スーパーの低温売場でまとめ買いした商品を冷蔵庫にストックし、日々の食事で手軽にフレッシュな味わいの料理を楽しめるラインアップを提案する。
「フレッシュストック」事業の新商品第1弾は、グループ各社が販売し、キユーピーが企画開発する。調味料、パッケージ惣菜、たまご商品の3つの柱を、青果売場、精肉・鮮魚売場、惣菜売場の3つの売場で展開する。まずは、青果売場用調味料2品「のせる野菜 おろし大根」、「のせる野菜 きざみ玉ねぎ」を9月16日からキユーピーグループのサラダクラブが全国販売を開始。精肉・鮮魚売場、惣菜売場についても、今秋からテスト的に市場に商品を順次投入していく。