2020年09月04日 17:55

サンゲツは、ガラス・鏡の加工及び施工を行うバンドーと共同で、ガラス面への映り込みを抑えたフィルム付き低反射ガラス「Naturalview(TM)(ナチュラルビュー)」を開発した。

ナチュラルビューは、高透過低反射ガラス「Optiview on Optiwhite」と当社低反射フィルム「ルクリアII」を組み合わせた商品で、ガラス面への反射(映り込み)を抑え、眺望の良い展望台・レストランの景色、美術館や博物館のショーケース内展示品などをクリアに見せる効果がある。

「Naturalview™(ナチュラルビュー)」は、耐候性と耐久性が求められるさまざまな場所へ施工可能。外装面に低反射ガラス、内装面に低反射フィルムを使用することで、「ルクリアII」両面施工と比較し、耐候性、耐久性に優れる。屋外施工の難しかった高層階の夜景が見えるレストランや、人が多く触れる可能性のあるデジタルサイネージの保護カバーガラスなどにもおすすめ。

一般フロートガラスへのルクリア両面施工と比較し透明度が高く、反射光が自然色に近いことから、美術館や博物館、ショールームなどの視認性を高めたい場所に施工することで、展示品をクリアに見せる。

さらに透過低反射ガラスに熱処理を施すことで、厚さ12mmと同等の強度を厚さ4mmで確保。低反射・高透過の魅力に加え、軽量化も実現した。また、フィルムを施工することにより、万が一ガラスが破損した場合も、飛散防止機能を有することから、安全性の向上も期待できる。