2020年09月03日 17:38

LINEは、CSR活動の一環として取り組んできた一連の教育活動における知見やノウハウをより広域的・永続的な活動とするため、一般財団法人LINEみらい財団を2019年12月に設立、情報モラル教育やプログラミング教育の充実に向けた活動等に取り組んでいる。

このたび、同財団が無償で提供しているプログラミング学習プラットフォーム「LINE entry」が、東京都八王子市の小学校におけるプログラミング教育導入の取り組みに採用され、全市立小学校の4年生約4500人を対象に、「LINE entry」を用いたオンラインでの出前授業を実施することが決定した。

今月から2021年3月にかけて、全市立小学校70校、約150クラスの4年生およそ4500人を対象に、「LINE entry」の小学4年生を対象とした算数の公式教材「プログラミングで角をかこう!」を用いたオンラインでの出前授業を、算数の授業時数の中で1クラスずつ実施する。なお、この授業はすべて無償で行われる。

LINEみらい財団は、「LINE entry」において学年ごとに算数や理科など複数教科の公式教材や指導者用ガイドブック等を無償で提供しており、学校においては、こうした教材等を活用して独自に授業を展開していくことも可能。また、「LINE entry」を活用した出前授業だけでなく、教員へのプログラミング教育研修も実施しており、こうした取り組みが全国の学校におけるプログラミング教育導入・推進のきっかけや、広く児童のデジタルリテラシー向上への貢献となることが期待されている。