2020年09月02日 12:30

ダイヤ工業は、労働現場で腰への負担を感じる人の「運ぶ」を支援する「DARWING Hakobelude(ダーウィン ハコベルデ)」を9月1日に新発売した。

腰痛が離職の大きな要因として挙げられるようになった昨今、現場では労働軽減アシストウェアの導入が進められている。ところが、価格が安いものは、「サポート力が感じられず、物足りない」、価格が高いものは、「作業の機能は良いが、製品自体が重く、動きが極端に制限され、そもそも値段が高くて買えない」といった意見がユーザーから多くあげられていた。そこで多くの現場で叫ばれる要望に対し、ユーザーに満足してもらえる商材開発をすべく、ダイヤ工業が研究開発を行っている空気圧人工筋肉の技術を使い、改善を重ねた。その結果、軽くて、装着が簡単、なおかつ機能的な、「Hakobelude」という製品が誕生した。

リュックサックを背負うように装着した背面には、肩から腰と脇から腰にかけて特殊高反発ゴムを、大腿部にかけて特殊高反発ゴムと人工筋肉を配置。腰を落として屈むことにより背後から引っ張られ、ゴムの収縮力が発生して自然と上半身を起こしてくれるようなアシストが得られる。これにより、重い荷物などを持ちあげる際に背中から大腿部にかけて筋肉を補助する機能を発揮する。また人工筋肉は、空気を送り込むことで人の筋肉と同じように収縮しパワーを発揮。その作用によって人が中腰姿勢を維持するときに使う背面の筋肉を助ける働きをする。長時間中腰姿勢で作業する場合などに長時間の姿勢保持がラクになるよう設計されている。

価格は8万5800円(税込)。

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