2020年08月31日 18:38

アクアビットスパイラルズは、東急リゾーツ&ステイが運営する「旧軽井沢 KIKYO キュリオ・コレクション by ヒルトン」の全客室に設置した「スマートプレート」を通じて、「非接触・混雑回避サービス」の提供を開始した。客室内スマートプレートには、クラウドから制御されるNFC(近距離無線通信)タグが内蔵されており、駅やコンビニでの支払いと同じようにスマートフォンをかざす(近づける)だけで、様々な情報やサービスが瞬時に自分のスマホに表示される。

今回新たに提供する「密レーダー™」では、AIカメラソリューションを提供するAWLの新型コロナ対策ソリューション「AWL Lite」が、AIカメラを通じて予測した混雑状況と、アクアビットスパイラルズが提供するステイタス通知アプリ・スマプレコントロールから通知される混雑状況を、施設ごとにそれぞれ3段階のアイコンで可視化。客室内のスマートプレートから滞在客のスマートフォンに表示する。

スマートプレートは動作にあたって電源が不要なため、今後ロビーやレストランの各テーブル等ホテル内の様々な場所に設置することで、客室内に限らずホテル内のどこにいても瞬時に自分のスマートフォンで施設の混雑状況を確認できるようになる。

また今回提供するルームサービス注文機能では、個別にID管理されているスマートプレートの特性を活かして、部屋番号の指定を不要にした。スマートフォンをかざすだけで、受話器に触れることなく注文できる非接触型ルームサービスを提供する。