2020年08月31日 17:40

4月7日に発令された緊急事態宣言から約5か月の月日が経ち、連日のように感染確認者の報道がなされるなか、東京都医師会では、2019年4月に発起人として「禁煙推進企業コンソーシアム」という禁煙を推進する先進企業が集まるコンソーシアムを発足した。
禁煙推進企業コンソーシアムは、発足以来30以上の企業/団体の禁煙を先進的に進める企業が会員になっている。禁煙推進に関するノウハウを各社で共有する中で、特に重要視をしているキーワードは「コミュニケーションデザイン」。会社全体で禁煙推進の取り組みを浸透させていくため、伝え方に関する設計をしなくてはならない。禁煙推進企業コンソーシアムの事務局ではその伝え方の設計を「コミュニケーションデザイン」と呼んでいる。
「いつ」「誰が」「どのようにして」「何を」伝えていくかを細かく設計していくことを重要視し、禁煙を進めていくための企業ストーリー作りはもちろんのこと、社長から全社情報発信のタイミングや社内プロモーションのやり方に至るまで細かく設計をしていくことになる。健康経営に取り組む企業には、コロナ時代で従業員が健康への意識が高まっている今だからこそ、禁煙プロモーションにより一層力を入れて欲しいとしている。
今後の主な活動としては、より健康的な企業を目指すため、コンソーシアムとして、各企業における喫煙率のマイルストーンを設定し、目標達成をサポート。また、各社の喫煙率低下に向けた具体的な施策を共有し、定期的な情報発信をしていく。詳しくはこちら。