2020年08月31日 10:12

嘉美心酒造は、コロナ禍により出荷の機会が減ってしまった3種の日本酒を調合したお酒、「568(ころは)」を9月1日よりオンラインショップにて先行受注を開始する。
コロナ禍により嘉美心でもお酒の蔵出しが次第に減っていき、売上も半分以下に落ちてしまう月もあって、作ったお酒の在庫が予想以上に積み上がってしまった。そんな中、現状を嘆くだけでなく、今だからこそできることはないかと考えてきた。時間のある今だからこそ、これらの商品を今までにない組み合わせで調合し、コロナのこの逆境に打ち勝つ象徴としてのお酒を販売することにした。
本企画は、若手蔵人が中心となり、今までにない「とがった部分のあるお酒」を目指して商品開発を行った。新製品「568」の名前には、新型コロナ(567)ウイルスに打ち勝つという想いが込められている。コロナ禍により出荷が減り出番が無くなってしまったお酒を調合し、今ある商品とはまた別の味わいに生まれ変わらせた商品となる。こんな状況だからこそできた時間とお酒の在庫を活用し、何度も調合を繰り返すことによりこの味にたどり着いた。「口に入れた瞬間にくるインパクトのある酸とそれを追いかけてくる華やかな香り」が特徴的な商品となっている。また、商品の外観はラベルと酒瓶を黒色にすることにより、コロナによって生じてしまった現在の暗い雰囲気を表しており、首掛けの星はそこに希望の光が指しているイメージを表現した。
価格は「1800ml」3520円、「720ml」1760円(すべて税込)。受注開始日9月1日、蔵出日は10月12日。