2020年08月31日 10:11

かんき出版は、「データ分析の先生!文系の私に超わかりやすく統計学を教えてください!」を9月3日より発売する。

ビッグデータ、データサイエンス、データドリブン経営など、最近のビジネス界隈では、なにかにつけて「データ」という言葉がつきまとう。そのときしばしば一緒に顔を出すのが「統計学」という言葉だ。現代において、理解できれば相当な武器になるであろう統計学だが、特に文系人間にとっては、そう簡単に理解できるような分野ではない。本書の著者、高橋信さんによると、世の中の統計学入門書は、大学で初めて学ぶ人向けであり、高校数学をマスターしている前提で話が進むので、中・高で数学をあきらめた人が読みこなすのは不可能だという。さすがに、数学嫌いの人が一冊で統計学のすべてを学べる本はない。だが、数学嫌いであっても現代人の教養として知っておいた方がいい内容もある。

本書はそんな人々のために書かれた言わば「統計学の翻訳書」だ。「統計学ってそもそも何?」、「便利そうというのはわかるけど、どう役立つの?」、「世の中にあるデータってどのくらい信用できるの?」といったことから始まり、母集団の割合の推定や重回帰分析まで、わかりやすくていねいに解説。数字が苦手な「文系人間」を自負する人々はもちろん、統計学の初学者や独学で挫折してしまった人、過去に学んだものの実は理解に不安が残る人にもおすすめ。この一冊を読めば、数学が苦手な人でも「データに振り回されなくなる」リテラシーが身に付く。

定価は1650円(税込)。発行日は9月3日。

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