2020年08月28日 18:42

ELEMENTSは、8月27日より、住信SBIネット銀行の法人の銀行口座開設時の代表者の本人確認手続きにて、デジタル本人確認(顔認証)を実現する「LIQUID eKYC」を導入した。

住信SBIネット銀行は、「LIQUID eKYC」を導入することにより、法人の銀行口座開設時の代表者の本人確認を顔認証で行うことが可能になり、従来、法人の銀行口座開設の申込みから利用開始まで2~3週間程度かかっていた期間を、今後、捺印や各種書類の提出を不要とし、最短翌営業日に短縮する。

「LIQUID eKYC」は、犯罪収益移転防止法施行規則(2018年11月30日施行)に基づく、オンラインで本人確認を完結するeKYC(施行規則6条1項1号ホ)に対応し、スマートフォンで本人確認書類と容貌(顔)を撮影するだけで本人確認が可能になるデジタル本人確認(顔認証)を実現するもの。またLiquidでは、金融の取引時確認(犯罪収益移転防止法)、中古品買取(古物営業法)、携帯電話契約(携帯電話不正利用防止法)、不動産取引、CtoC取引等における本人確認のオンライン化の流れに合わせ、業界や導入事業者をまたがって横断的に不正検知を行う仕組みを提供する。Liquidは、生体認証を活用し、認証を空気化することで、あらゆるサービスを簡単・安全に使える、なめらかな社会の実現を目指している。

「LIQUID eKYC」の導入は8月27日より開始。