2020年08月26日 17:26

TISインテックグループのTISは、金融機関と信用保証協会の間の書類郵送を電子化する「金融機関間データ連携サービス」を提供する。

保証付き融資件数は、1金融機関当たり年間数千件から数万件におよぶ。保証に伴う書類のやり取りは紙を中心に行われているため、郵送に要する時間や書類を受け取った後のスキャナによる取り込み・文書管理に多くのコストがかかる。また、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、対面での書類受け渡し自体にリスクを伴うという課題も。そこでTISは、保証付き融資に伴う書類のデータ授受を電子化する「金融機関間データ連携サービス」を提供する。

「金融機関間データ連携サービス」は、保証付き融資に伴う決算書や保証申込書類等の郵送を電子化するサービス。新型コロナウイルス感染拡大の影響で非対面の業務遂行が求められるなか、対面での書類受け渡しが行われている金融機関と信用保証協会とのやりとりを電子化することで、非対面の書類授受を可能にする。また、FISC準拠のセキュアな基盤の上にクラウド型サービスとして構築しているため、外出先からの書類郵送も可能になる。

本サービスを利用することで、金融機関と信用保証協会は、各種書類の郵送に要する時間の短縮、スキャン・文書管理にかかるコストの削減が実現でき、迅速かつ低コストの審査・融資が可能に。TISは全国47都道府県での保証付き融資を支援すべく、全国の保証協会・金融機関への本サービス導入を目指す。詳細はこちら