2020年08月26日 14:49

フューチャーアーキテクトは、「RPA健康診断支援サービス」の提供を8月から開始した。

AIや機械学習などの技術を活用してホワイトカラーの高度な作業を代行するRPA(Robotic Process Automation)は、業務の自動化・効率化を目的に多くの企業で採用されている。しかし、品質の低さからエラーが頻発し思うように稼働しないなどの理由で、特定の部門や業務での適用に留まっており全社に普及していない、適用範囲が補足業務に限定され主要業務まで及んでいない、などの課題があるのが実態だ。また、RPA導入範囲の拡大にともなう運用コストの上昇により、更なるRPA導入を躊躇する企業も見受けられる。

フューチャーアーキテクトは、2016年から「業務改革支援サービス」の一環として顧客のRPA構築・運用を支援してきた。これまでに培われた知見をベースとした「RPA健康診断支援サービス」では、実行ログなどからRPAの稼働状況を可視化し、稼働率を検証。その結果、稼働率が低いと判定されたRPAについては、実行シナリオの問題箇所を特定し修正後の効果を定量・定性の両面から試算する。「RPA健康診断支援サービス」の導入により、短期的にはRPA稼働率改善による自動化・効率化効果の向上、中長期的にはRPA運用費の上昇抑止による全社普及が期待できる。

同サービスにおける8月時点の対象製品は「UIPath」「BizRobo!」「WinActor」。対象製品は、今後、順次拡充していく予定。

フューチャーアーキテクト