2020年08月26日 17:10

CYBERDYNEが展開する除菌作業ロボットが茨城県つくば市の本庁舎に導入されることが決定した。なお、本件は、地方公共団体による新型コロナウィルスに対する取組を支援するための内閣府の地方創生臨時交付金「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」の活用により実現したもの。

除菌作業ロボットは、同社の次世代型清掃ロボットCL02の拡張機能として噴霧器と紫外線(ロボット底面からの床面の照射) による除菌ユニットを搭載した製品。最先端の自律走行技術を活用し、事前に設定されたエリアを正確かつ自律的に稼働させることができる。当該製品は、2020年3月末にターミナル内の除菌作業を目的に羽田空港へ導入されている。つくば市では、まずつくば市役所1階の除菌清掃に用いられ、その後つくば市のその他の公共施設での活用も検討される。

同社グループでは、人とテクノロジーが共生し相互に支え合うテクノ・ピアサポートを軸とした未来社会「Society5.0/5.1」の実現、社会変革・産業変革の実現を目指している。

「人」+「サイバー・フィジカル空間」を扱う「サイバニクス技術」(人・ロボット・情報系の融合複合技術)を駆使して、「ロボット産業」「IT産業」に続く「サイバニクス産業」の創出を推進。同社のデバイスやインターフェースで得られた全ての IoH/IoTビッグデータの集積・解析・AI処理等を実現し、また「サイバニクス産業」」の創出を加速させるため、様々な事業連携も同時並行で進めていく。詳しくはこちら