2020年08月25日 13:15

日本ディープラーニング協会(JDLA)は、「第二回全国高等専門学校ディープラーニングコンテスト2021(DCON2021)」のエントリー受付を開始した。

「DCON2021」は、高等専門学校生が日頃培った「ものづくりの技術」と「ディープラーニング」を活用した作品を制作し、その作品によって生み出される「事業性」を企業評価額で競うコンテスト。前回大会となった「DCON2020」では11チームが本選に進みしのぎを削った結果、東京工業高等専門学校プロコンゼミ点字研究会が最優秀賞を受賞。5億円の企業評価額、1億円の投資総額という評価を受けた。

例年DCONでは、課題解決策を事業案として提出する一次審査、プロトタイプを制作し技術面での実現性を審査する二次審査を経て、本選出場チームが決定される。本選出場チームは、高専出身者を含む事業経験豊富な起業家有志が各1名ずつメンターとして参画し、開発した作品の「事業性」を磨き、本選審査員のベンチャーキャピタリスト陣から企業評価額を勝ち取るためのプレゼンテーションに臨む。

JDLAは、ディープラーニングを中心とする技術による日本の産業競争力の向上を目指し、ディープラーニングの事業活用を奨励している。特にものづくりと連携したディープラーニングの活用は、日本の強みが特に発揮されやすい領域だ。潜在的に大きな可能性をもつ高専生から、新しい事業が生み出されることに強く期待し「DCON2021」のエントリー受付を開始する。

エントリー期間は、10月30日まで。

DCON2021公式ホームページ