2020年08月24日 12:10

ニッコーは、1915年に発売を開始した歴史あるシリーズ「山水」を、奥深い趣はそのままに現代的なスタイルへとアップデートさせた「SANSUI」として、8月21日からニッコー公式オンラインショップにて発売した。

1915年の発売以来、流行に左右されることなく何世代にも渡って愛されてきた「山水」。描かれている絵柄は「ウィロー(柳)パターン」とよばれ、19世紀に世界中でブームとなった絵柄で、大正、昭和期には、日本の多くの陶磁器製造会社が欧米向けに大量に製造・輸出をしていた。ニッコーの「山水」は、その後105年もの長きにわたり自社工場で製造・販売を続け、多くの人々に支持されて来たロングセラーの一つだ。

今回、長きに渡って硬質陶器に銅板絵付けで製造してきた「山水」を、ニッコーの高い転写紙技術を駆使して純白のファインボーンチャイナに絵付けし、新たに「SANSUI」として発売。ファインボーンチャイナに絵付けすることで、純白の素地だからこそ表現できるより繊細で美しい絵柄に加え、業務用にも耐えうる強度を兼ね備えた。ウィローパターン特有の奥深い趣はそのままに、洗練されたスタイリッシュさと実用性が加わり、より多くのシーンで使用できるようにアップデートした商品となっている。

価格は、「27.5cmプレート」5800円、「兼用碗(210cc)」4600円、「兼用皿」2400円(すべて税抜)など。

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