2020年08月24日 12:09

アルメックスは、2021年3月より運用が開始される「オンライン資格確認」に対応した顔認証付きカードリーダー「マイナタッチ」をリリースする。

同社は、これまでも大病院をはじめ約2000件の医療機関に再来受付機や診療費自動精算機などの省力・効率化システムを提供してきた。本製品は、社会保険診療報酬支払基金より、マイナンバーカードを利用した「オンライン資格確認」対応の顔認証付きカードリーダーとして認証を受けた機器で、医療機関や薬局などの受付時の本人確認や健康保険証確認に活用できるもの。「オンライン資格確認」は、患者の資格情報の自動取得など、医療機関や薬局の受付業務の簡便化を図るために、厚生労働省が推進している取り組みで、マイナンバーカードのICチップまたは健康保険証の記号番号などにより、オンラインで資格情報の確認が可能になる仕組みだ。

今回、アルメックスがリリースした「マイナタッチ」は、マイナンバーカードの顔写真データをICチップから読み取り、その顔写真データとマイナタッチで撮影した本人の顔写真とを照合して本人確認を行うことが可能で、最新の保険資格を自動的に医療機関システムで取り込むことができる。「マイナタッチ」最大の特長は、マイナンバーカードによる資格確認と同時に、「ひとり親家庭等医療証」や「こども医療費受給者証」などの紙の公費医療券や各種証明書を読み取れること。この独自機能を備えていることで、有人窓口で対応する必要がなく、人手不足が深刻化している医療現場の省人化、業務効率化を実現することが可能となる。

詳しくはこちら