2020年08月20日 18:35

エコ革 京都テクノロジー事業部は、「殺菌機能と放熱性を有したフェイスシールドシステム」を開発し、特許を出願。本システムの量産に向けた協力パートナーを募集する。

ウイルス感染予防のためにフェイスシールドを装着した時、顔の表面温度が上昇し汗を拭く回数が多くなり、手が顔に触れることで感染リスクが高まる。フェイスシールドを装着することによる感染リスクの一層の低減には、ウイルスを体内に取り込まないよう、ウイルスをできる限り除去するなど呼吸気の安全性を十分に考慮する必要がある。

本システムは、頭部、首、腕、腰などのフェイスシールド付近に装着した、超小型深紫外線殺菌装置から排出される毎分10L程度の殺菌済み空気をフェイスシールド内に供給し、フェイスシールド内をやや陽圧とすることで外部からの空気の侵入を防ぎ、深紫外線で殺菌済みの空気で満たし呼吸する構成。さらに、フェイスシールド内に殺菌済み空気を供給することで気流が発生し、顔の表面の温度を下げる効果が期待できることから、真夏に屋外でフェイスシールドを装着する場合でも快適に、また熱中症になるリスクも減らすことが可能となる。

フェイスシールド内に供給される殺菌済みの空気の流れにより、フェイスシールド内の圧力が高くなることで周辺の空気が侵入しにくくなる。小型殺菌装置と電池を腕または腰に装着することで、感染対策を考慮しつつ屋内での作業やスポーツも楽しむことが可能となる。