2020年08月19日 12:56

マキナは、「オフィスのように話せるリモートワーク」を実現する「IRU(イル)」のベータ版を8月19日から提供する。

コロナ渦で以前のような部分的なリモートワークではなく、会社全体がリモートワークに移行する企業が増えているが、多くの企業でコミュニケーションが課題になっている。Web会議ツールを用いた会議・ミーティングへの移行には多くの企業が成功しており、場合によっては生産性の向上が見られている場合もある。一方で会議・ミーティングの時間以外の「軽い相談」や「ちょっとした雑談」といった日常的な会話が減り、テキストチャットによるやり取りや会議自体が急増してしまうという課題が生じている。「IRU」は、こうした課題を解決するために、リモートワークであっても「オフィスにいた時と同じような自然で日常的な会話」を実現することを目的としている。

「IRU」は、Web会議ツールのようにURLの作成や共有は不要。ログインをするだけで一日中、いつでもチームで会話ができる。チーム全員が集まる「オフィス」と特定のメンバーと個別に会話をするための「ルーム」が用意されており、ちょっとした相談からミーティングまで1日の会話をすべて「IRU」で完結できる。相手の在席状態をAIが自動判定して表示してくれるので、ビデオがオフの状態であっても相手が今いるかを確認して、話しかけることが可能。また、音声認識によってハンズフリーで会話を開始し、終了できるので手元の作業を中断せずに会話ができる。

ベータ版利用は完全無料。

「IRU」ベータ版