2020年08月18日 16:18

VSNは、法政大学キャリアデザイン学部の田中研之輔教授と共同で「コロナ禍における働き方に関する意識調査」を実施し、ITエンジニア1,000名から回答を得た。

調査によると、コロナ禍でテレワークを週1日以上実施したエンジニアの75%が、今後もテレワークを実施したいと望んでいることが明らかになった。一方で、テレワークを週1日未満の実施にとどまったエンジニアでは、約80%がテレワークを希望しないと回答。また、企業規模に比例してテレワークの実施率が高いことも明らかになった。

テレワークのメリット1位に挙げられたのは「通勤しなくて良いから」が65%で、他の選択肢と比較して2倍以上多い結果に。一方、テレワークのデメリット1位は「チームでのコミュニケーションがとりづらい」。メンバーとの意思疎通についての課題のほかに、「仕事とプライベートの切り替え」「自身の業務管理」など、自己マネジメント面での課題が高い割合となった。なお、テレワークを実施していない(週0日)エンジニアの34.6%が、対面コミュニケーションを「毎日必要」と回答しており、テレワーク週1日以上のエンジニアと比較して、顕著に高い水準となった。

くわえて、Withコロナ時代に取り入れたい働き方(ワークプレイス)1位は「好きな場所(国内)に住んで仕事がしたい」。Withコロナ時代に取り入れたい働き方1位は「仕事とプライベートのバランスを重視する『ワーク・ライフ・バランス型』」だった。