2020年08月17日 14:55

ウィルグループは、外国人雇用企業向けの労務管理クラウドサービス「ビザマネ」の追加機能として、10月より在留カードの偽造を簡単に判別できる「在留カード偽造チェックアプリ」のサービス提供を開始する。
日本で働く外国人労働者数は、2019年10月末時点で約166万人と年々増える一方で、在留カードを偽造して働く「不法就労外国人」も増えている。偽造在留カードの所持等による検挙数は、2017年の390件に対し、2019年には748件とこの2年で2倍近くに増加しており、外国人を雇用する企業は在留カードが偽造でないかを確認した上で雇用する必要がある。現在、在留カードの確認は「目視確認」および「在留カード等番号失効情報照会」の使用が主流。しかし、最近の偽造在留カードは精巧に作られたものが増えてきており、目視で判別するには工数がかかる且つ、難しくなっている。これらの背景から、企業がより安全に外国人労働者を雇用できるように「在留カード偽造チェックアプリ」を自社開発した。
「ビザマネ」は、偽造チェックから在留カードのデータ/期限管理を一気通貫で行えるサービスで、外国人雇用を「より安全に、より簡単に」行える。追加機能となる「在留カード偽造チェックアプリ」は、携帯端末に在留カードをかざすだけで、在留カード内に埋め込まれているICチップ情報を読み取ることができ、今まで判別が難しく高度な技術で作られた偽造在留カードも簡単に判別することができる。
「ビザマネ」料金プランは、無料版0円、アプリプラン1万円~、データ管理プラン2万円~、労務管理プラン2万5000円~。