2020年08月17日 14:45

Hashupは、8月16日、クラスター見える化アプリ「ClusterViz」をリリースした。
Hashupは、自社サービスである大学生向け授業評価サイト「楽単らくだ」などで使用しているグラフ型ネットワーク構造の技術を使用して、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のクラスターを見える化するアプリ「ClusterViz」をリリースした。自治体による感染症事例の公開情報をデータとして使用する。なお、今回のリリースでは愛知県版のみの公開となる。
「ClusterViz」は、ネットワーク構造の可視化により、実際に発生しているクラスターを観察することができる。性別、年代、居住地、国籍といったラベルや、期間、クラスターの規模に応じたインタラクティブな表示が可能だ。例えば、発生事例の「居住地」で色分けすることにより、クラスターが同じ都市内で発生しているのか、様々な都市間で広がっているのかを観察することができる。
なお、本アプリの技術的な内容は同社CTO小野瀬さんがプログラマのための技術情報共有サービス「Qiita」にて技術ブログとして公開している。同社は、自社サービス「楽単らくだ」で培ったデータ分析力で、事業改善につながるデータ分析をサポートする。「変革」や「働き方革命」といった課題を抱える企業から、「平均値やMAX/MINなどから判断する表面的なデータ分析」ではなく、テキストデータを使用した同社独自の「本質をつくデータ解析」が注目されている。